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#11_採用活動における様々な採用手法とその活用方法

採用手法と活用方法

河合 聡一郎

株式会社ReBoost 代表取締役

河合 聡一郎

皆様、いつもご覧になっていただき、ありがとうございます。
株式会社ReBoost 代表取締役の河合です。

これまで、多くの採用に関しての説明をさせて頂きましたが、今回はシンプルに、「採用活動において、どのような手法があり、どういう観点で活用をするのか?」という部分についてお伝えさせてください。

スタートアップやベンチャー企業において、新卒、中途を問わず、様々な採用手法があり、またそうした、「採用ツール」自体を提供する会社もあります。
これまでの通常の採用ツールに加え、昨今はコロナ禍もあり、リモートワークの推奨や企業の副業解禁も相まって更に新しい働き方も生まれてきています。そうした流れに沿った採用の手法もありますので、まだまだこれからの市場という部分もありますが紹介をさせて頂きます。

自社にとって、どういう基準で選択をするか?

「採用手法」は、上記にあるように、新卒、中途に加えて、正社員か契約社員か、また派遣や業務委託など、様々な雇用形態がありますし、また職種も様々です。

これまでの様に、「総合求人サイト」や、「総合型人材紹介会社」のみならず、企業が直接候補者にアプローチをする、「ダイレクトリクルーティング」や、社員からの紹介を促す、「リファラル」、そして、会社を包括的に知ってもらい、潜在的な求職者予備軍と接点を持つための、「ミートアップイベント」や、「採用広報」として、会社のブランディングなど、本当に様々です。

まずは下記の図をご覧になって頂きながら、「自社にとって何を優先するべきか」を決めていくことが大切になります。いったんは中途採用で正社員を想定していますが、新卒採用でも似たような手法にクロスしてきています。

「採用までの時間」なのか、「社内で活用できる工数」なのか、「まずは採用市場での認知を取ってからなのか」、「社員のエンゲージメントを上げながら、リファラル」なのかなど、手法論が様々なだけに、「採用活動で解決したい課題は何か?なぜそれが発生しているのか?なぜ、その手法を選択するのか」を決めていきましょう。

近年はこれらに加え、冒頭に申し上げた、「副業人材」を活用するという流れにもなってきており、そうした、「副業マッチングサービス」も生まれてきています。
副業は、「短期的なリソースとして活用」もあれば、「中期的に採用を目的として、お試し的なかかわりからスタート」という観点もあります。

副業の場合は、優秀な人材が本業以外で時間を活用して、収入を得るという視点以外にも、スキルアップをしたり、自社で学んだことを還元したい、新しい環境を少し垣間見ながらキャリアの幅を広げたいなど、動機や報酬のレンジも様々です。
ですので、より一層、「何が課題になっていて」「どんな成果を、どのくらいの期間で求めていて」、「どういう部分を、どのくらいの時間で任せたいのか」を明確にしておきましょう。

今回は、様々な採用手法と、その選択方法をご紹介しました。

日々、多くの採用手法やサービスが生れており、また求職者と企業との関わり方も変化をしています。常に、採用市場をウオッチしながら、自社にとって最適な手法を選択しましょう。

今日のポイント
  • まずは自社にとって何を優先すべきかを決める
  • 直接雇用以外にも、副業人材の活用も選択肢に
  • 日々新しい手法が生まれているので、常に市場をウォッチしながら最適な手法を選択する

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この記事を書いた人

河合 聡一郎

株式会社ReBoost 代表取締役

河合 聡一郎

法政大学卒業後、東証1部の印刷機械メーカー、リクルートグループを経て、株式会社ビズリーチの立ち上げ期を経験。その後、セールスフォース・ドットコム等を経て、ラクスル株式会社の創業メンバーとして参画。
人事マネージャーとして採用を中心とした様々な会社創りに従事。
同時期に数社のスタートアップの創業、出資を含めた複数社の社外アドバイザーも兼務。
2017年に株式会社ReBoostを創業。代表取締役に就任。
「変革者の挑戦を支援し、より良い社会づくりを。」をミッションに、スタートアップや上場企業、地方ベンチャーに対して、事業戦略の実現に向けた人事組織や採用戦略の策定及び実行、value策定などのハンズオン支援を行う。
また約25社へのエンジェル出資を通じた次世代起業家のサポート及び、シードVCとの事業提携を通じて、出資先スタートアップの組織人事領域の支援を提供。
2019年、厚労省主催の「グッドキャリア企業アワード2019」にて基調講演を担当。
2020年4月、iU専門大学の客員教員に就任。
株式会社ReBoostホームページ
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