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明日から使える!SNS×採用活用術〜人事担当者が活用できるSNS運用のポイント〜

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武内 一矢

株式会社NAVICUS 代表取締役

武内 一矢

はじめに

皆様初めまして。SNSマーケティング会社の株式会社NAVICUSで代表取締役を務める武内と申します。
当社では、X (旧:Twitter)InstagramLINETikTokなど、SNSを活用したマーケティング施策の戦略や企画を行っています。直近では、採用SNS施策に携わることも増えてきました。

本記事では、2023530日(火)に開催した「明日から使える!SNS×採用活用術」セミナーでご紹介した新卒採用に関するノウハウを一部お伝えしたいと思います。

SNS」と「採用」の組み合わせに驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、弊社NAVICUSの内定者のほとんどが選考中にX (旧:Twitter)noteといったSNS上の配信情報を熟読しているということが分かっており、求職者にとってSNSが重要な情報源となっている可能性があるのです。

直近では、独自のSNS×採用のノウハウを外部展開しており、その中で、応募学生とのマッチ度が高まっているという嬉しい効果が見えています。SNSのポテンシャルや効果は「ある」と実感しています。

1:採用の悩みは尽きないもの

「会社にマッチする即戦力人材を採用したい」
「新卒内定者が辞退したため人材が不足している」
「採用媒体にコストを割いているけど、値段の割に、なかなか親和性の高い人材が集まりにくい」
「どんな内容を発信したら求職者にとって魅力的に感じるのかが分からない」

採用担当者の皆様は、こういったことに思い悩むことがあるのではないでしょうか?
今回は、そんな課題に直面する採用担当者の皆様にとってヒントになるかもしれない、新しいSNS×採用の活用方法をご紹介します。

2:就職活動の実態

採用施策としてまず注力するのは採用専用サイトの準備と、求人媒体への掲載でしょう。
しかし、「自社の採用サイトと求人媒体へ掲載ができていたらOK」という時代ではなくなってきているかもしれません。
というのも、若者世代を中心に、あらゆる情報について「まずはSNSで調べてみる」「よりリアルな情報を求める」という傾向にあるからです。
就職・転職活動においても同じ傾向が見られています。
「就職活動の際に、どのようなツール、サイト、手法で企業を知りましたか?」という質問に対する回答では、採用媒体に次いで、SNS2番目にランクインしました。その数値は全体の約42%を占めており、半数近くがSNSで情報収集を行うことが伺えます。

引用:株式会社EXIDEA「コロナ禍における就職活動の変化に関するアンケート調査」(https://cine-mato.com/news/10996/
調査対象:新卒採用を受けている就活生

では、求職者は、特に何を知りたいのでしょうか?
「企業を調べる際にもっと知りたいと思った情報はなんですか?」という質問に対する回答では、「社員の人柄」が約59%「社風」が約41%という結果になり、「どんな人とどんな環境で働くのか?」ということへの関心度が非常に高いことが分かりました。

引用:株式会社EXIDEA「コロナ禍における就職活動の変化に関するアンケート調査」(https://cine-mato.com/news/10996/
調査対象:新卒採用を受けている就活生

これら2つの結果から、求職者はSNSを通じて自ら積極的に情報収集をしており、企業で働く方の人柄や社風に関する情報への関心度が高いことが分かります。これに対して、どんな施策が考えられるでしょうか。

3:採用SNSを活用してみよう

SNSは、写真や言葉をリアルタイムで伝えることができるため、「社員の人柄」や「社風」といったニュアンスをカジュアルに発信するのに適したツールです。
「でも、採用SNS施策って、すごくコストがかかって大変なんでしょ」というイメージがあるかもしれませんが、多くのSNSはお金をかけずに運用できます。

更に、新規求職者への企業認知度や関心度UPだけではなく、内定者が入社するまでの継続的なコミュニケーションツールとして活用することも可能です。接触ポイントを多く持つことで、入社に対するモチベーションを維持することができます。
このように、SNSを活用することで、応募者から内定者まで、幅広くアプローチすることができます。

【SNS採用施策のメリット】
✔︎リアルタイムに更新することができる
✔︎コストがかからない
✔︎よりカジュアルにニュアンスを伝えられるため「思っていたのと違った」というすれ違いを減らすことができる
✔︎ 応募者から内定者まで幅広くコミュニケーションアプローチできる

 

4:NAVICUSの採用×SNS事例

弊社NAVICUSでは、採用活動にSNSを積極的に活用しており、50以上のnoteの記事を制作、X (旧:Twitter)でも継続的な更新を続けています。
そんなNAVICUSの採用施策事例をX (旧:Twitter)noteに分けてご紹介します。

note編

社内の文化や雰囲気が伝わるように、社内行事や福利厚生のレポート、経営者のマインドについての記事などを幅広く制作し、配信しています。

NAVICUSnoteアカウント
https://note.navicus.jp/?gs=192d69c57aa0

noteは、比較的長い記事も読まれる傾向があり、紙媒体や他SNSでは入りきらなかった「ストーリー」や「想い」を伝えることができるという特徴があります。話し言葉を使い、主観をおりまぜることで執筆者の性格やマインドなど、その人らしさが表現できるため、社内メンバーをより近くに感じてもらいやすいです。また、社内の様子が分かる複数の写真を記事の中で紹介することで、「雰囲気」や「文化」をより具体的に伝えることができます。

(例:記事の切り口)
NAVICUSnoteテーマ事例)

Twitter編

NAVICUSでは下記3種類の公式X (旧:Twitter)アカウントを運用しています。

  1. 企業公式X (旧:Twitter)
  2. 社長公式X (旧:Twitter)
  3. 社員公式X (旧:Twitter) ※複数

「なぜメンバーの個人アカウントも作っているのか?」
とご質問いただくことも多いのですが、企業や社長のアカウントのみでは個々の社員の人柄を伝えることができません。見えているもの、感じているもの、やっていきたいことは各メンバー様々なので、それぞれの視点で発信することで「どんな人と働くのか?」をリアルにイメージしてもらうことができるのです。

メンバー同士のX (旧:Twitter)上の交流も珍しくはなく、コミュニケーションの様子を自然と想像することができます。

(運用アカウント)

・企業公式X (旧:Twitter)
https://twitter.com/navicus_jp

・社長公式X (旧:Twitter)
https://twitter.com/takeuchi_navi

・社員公式X (旧:Twitter) ※複数
https://twitter.com/sakuma_navicus
https://twitter.com/SakumaN_navicus
https://twitter.com/ryamada_navicus

いかがでしたか?

既存の採用手法だけではなく、時代や求職者の情報収集スタイルにマッチした「採用SNS」の施策を取り入れることで、採用の課題解決にアプローチすることができるかもしれません。
採用SNSの可能性を感じて是非トライいただけると嬉しいです。
最後に本日のポイントをご紹介します。

まとめ

今日のポイント
・求職者の約42%SNSで就職活動の情報を集めている
・求職者が特に知りたい情報は「社員の人柄」や「社風」の割合が多い
X (旧:Twitter)noteは気軽かつリアルタイムに施策を始めることができる

ご相談はこちらから

この記事を書いた人

武内 一矢

株式会社NAVICUS 代表取締役

武内 一矢

早稲田大学卒業後、Q&AコミュニティサービスOKWAVEを運営する株式会社オウケイウェイヴに入社。TwitterなどSNSを活用した企画を担当。その後、株式会社ディー・エヌ・エー、ふるさと納税ポータルサイト大手「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクなどを経て、2018年、コミュニティ・SNSマーケティング支援を行う株式会社NAVICUSを設立、代表取締役に就任。2022年10月、九州を中心にWebマーケティング支援を行う株式会社NAVICUS九州のCMOに就任。

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